2016年10月28日金曜日

▶幼稚園の一日

 今は正に季節の変わり目。昨日の穏やかな気候がまるで嘘の様に、今日の横須賀は厚い雲と冷たい空気に包まれているものの、幼稚園は朝から熱気に包まれています。

    今日は年少児の体育参観日。入園から半年、毎週の山登りや運動会を経て、特に体力の向上著しい年少児の体育指導の様子を、保護者の皆様にご覧頂く為に、毎年この時期に開催しているものです。











 肉体と精神は密接に関わるもの。体力の向上は同時に耐力や集中力の向上をも、もたらします。
  ところで年中児の教室では、本来の担任に代わり現役の学生が仕切っています。現在2名の学生が2週間の実習中ですが、今日はその最終日。教師に成り代わり総合的な実習を行っています。幼稚園は子供だけではなく、未来の幼稚園教諭も同時に育てているのです。










 
 さて年長児は園外散策に向かいました。バスに揺られて数分、京急横須賀中央駅近くの 横須賀市民防災センター『あんしんかん』を訪問中です。ここでは地震や火災時の煙、避難体験などをリアルに体験でき、子ども達も興味をそそられている様ですね。

 最後は憧れの消防士になり切って記念撮影を行いました。




 






 各学年で様々な時を過ごした、今日の幼稚園。帰り際に可愛いリンゴが配られました。
    実はこのリンゴ、長野県にお住まいの園児のおじい様おばあ様より贈られた『アルプス乙女』。小分けにされた袋の中には新鮮な甘酸っぱい香りが漂っています。今年も素敵な贈り物をありがとうございました!











 
 幼稚園はこの様に様々な人と関わり、また支えて頂きながら、日々の活動に取り組んでいます。
  

2016年10月24日月曜日

▶週初め

 週末を経て今日から再び新たな週が始まりました。先週とはうってかわり、肌寒い朝となりましたが、今日は年少組が園外散策へ向かいます。行き先は『中央公園』。東京湾を望む海岸段丘上に位置する開放感あふれる公園です。

幼稚園を出発
バスに揺られて数分。無事現地に到着しました。



  

























 彼らの眺める先には
超大型運搬船
東京湾唯一の無人島 猿島












 東京湾の内側とは思えない絶景が広がっていました。

 一方幼稚園では、年中/長児たちが、”ごっこ遊び”を満喫中です。廃材などを使い、クラス毎に部屋を飾ります。子ども達からの発案でアクセサリー屋さん お菓子屋さん。病院や水族館。動物園や宇宙科学館などが展開されました。下の写真はどの部屋の様子かわかりますか??

女の子はアクセサリーが大好きです
狭さは意外と心地がいい?


先生といっしょ

食事中?ではないようです

こちらは人工衛星
大勢のお客様が訪問中



様々な動物に出会えます
想像力は創造する力。子どもたちは各々の力を駆使して様々なものを生み出していました。そんな彼らがこれからの未来を築いてゆくのですね。楽しみです。

2016年10月18日火曜日

▶南極教室

 季節の変わり目。気候の定まらないこの頃ですが、本日の横須賀は再び心地よい空気と日差しに恵まれました。ところで幼稚園では南極教室が開催されています。実際に53次南極観測隊に参加された元隊員、通称『シャチ先生』にお越し頂き、様々なお話を伺いました。

南極、いうまでもなく極寒の地。正にバナナで釘の打てる世界です。
観測隊員登場??
実は先生が観測服を体験中











 
 まずは先生が、防寒具を体験。靴はとても重いそう。因みにかの探検家白瀬のぶが明治末期に南極へ上陸した際は、犬の毛皮を全身に纏ったそうで、現代とは比にならぬほど重かった様です。
 ブリザードも再現。秒速60mの風を体験。とても小規模な風ながら、顔にあたると、全く息ができません。ここに吹雪が混ざったなら…。自然の脅威に対する人の無力さを容易に想像できました。
緊迫感!全く伝わらないですよね(笑)

 風の力を想像できない子供たちは、自分の息で風をつくってみました。



盛り上がったところで、いよいよ南極の氷が登場します。よく見ると無数に重なる細かい粒がわかります。

 そこには少なく見積もっても2万年以上前の空気が詰まっているそうで、南極の氷には、そんないにしえの空気がまるでタイムカプセルの如く無数におさまっているとのこと。氷が解けるごとにはじける泡の音に、皆何を感じてくれたのでしょうか。



先生も・・・
短い時間でしたが、私たちの知りえない様々な事をシャチ先生よりお話頂きました。今日話を聞いた子ども達にも、もしかしたら未来の南極観測隊がいるかもしれませんね。

2016年10月14日金曜日

▶いもほりことりさん編

 今日はまた穏やかな日差しと空気に恵まれました。今回はことりさん(年少児)のおいも掘り。この日の為に、幼稚園の砂場を利用して練習を重ねてきました。












 バスに揺られて現地に到着。大きな芋を沢山掘り起こそうと、写真からも大きな期待が伝わってきます。





 

















 掘れば掘るほど、大きく育った芋があちらこちから顔を出します。と、いう訳で今回も例外なく大収穫でした。初志貫徹、子ども達も満足な様です。
無事目標を達成した子ども達。気づくとまた別の世界を旅行中でした。お疲れ様。