2018年8月10日金曜日

▶夏 真っ只中

 今年は正に夏らしい夏。空は澄み渡り、木々の合間から蝉の声が鳴り響きます。






 
 50年かけて咲く花リュウゼツランも、最後の力を振り絞り、幼稚園を見下ろしてくれている様です。
ところで巷は夏休み。首都圏の高速道路も帰省ラッシュが始まった様。甲子園も大盛り上がり、ご当地神奈川代表 慶応義塾/横浜共に1回戦を勝ち進み、また幼稚園の下のどぶ板通りは観光客で大賑わいです。
 一方幼稚園も預かり保育中の子ども達で賑わっています。








 
 そんな預かり保育は、幼稚園教諭達が担当するものの、普段の教育カリキュラムとは全く異なり、ゲームや映画等 遊び中心の時間を過ごします。卒業生は小学生まで参加可能で服装も自由。将棋やオセロ、その他様々なゲームや映画も楽しみます。全9学年に渡り親睦を深められるのも魅力の一つです。今日はとても暑かったので水を使った遊びも楽しみました。






 
 大人には少々きつい、この時期の外遊び。でも子どもは一切お構いなし。また園庭の大きな木には、渾身の力で鳴くセミの姿を垣間見れます。






暑すぎるのもなんですが、一年で最も自然と一体となれるこの時期です。子ども達にも様々な思い出を築いて欲しいと思います。 

2018年8月3日金曜日

▶夏真っ盛り

 猛暑ながらも良い天気に恵まれた夏休み教室もいよいよ今日が最終日。ところでもともとは明治天皇が軍港視察の際に利用した行在所(宿泊所)だった当園の敷地。その昔は眼下に横須賀の港が広がっていました。今日は南極観測船しらせが帰港中です。
  幕末以降、製鉄所や軍港の建設とともに急速に発展したこの街には、いたる所に近代歴史の痕跡に触れられます。因みに今は人口密度4千人程のゆったりしたこの街ですが、旧海軍全盛期の昭和初期には9千人を超える時期もあったそうな。今の横浜市の人口密度が8,5千人程ですから、当時のこの街がいかに賑わっていたのかが伺えます。
 市民の憩いの場であるヴェルニー公園も、その昔は分厚い機密のヴェールに包まれた海軍の港。







 今も残る軍港入口衛兵の詰所。その裏側には当時を物語る、正に分厚い壁痕も伺えます。
  





 
 そんな港を見下ろす横須賀幼稚園。今日も子ども達で大いに賑わっています。楽しみだった水遊びも昨日で無事終了。今年は3日間存分に満喫できました。











 

 
 最終日の今日は、水遊びにかわりお楽しみ会を開催。魚釣りや空気砲など、各教室をまわり、アトラクションを楽しみます。









 そして会の最後は、この夏引っ越す事となった仲間が皆に改めて挨拶を行いました。
引き続き預かり保育はありますが、今日がお別れの日となる友だちも大勢います。帰り際、海外へと巣立つ仲間をクラス全員で見送りました。


新たな地で大きく成長を遂げて、また幼稚園に戻ってきてくださいね!