2023年6月30日金曜日

▶お泊まり会

 梅雨の真っただ中の23・24日、年長児が1泊2日のお泊まり会へと出かけました。子ども達の集合前、職員揃っての最終打合せ。親元を離れての外泊。子ども達がより安全な環境の中で多くの想い出を作れるよう全力でサポートします。

日頃とは異なる色とりどりのバックを背負い、いよいよ冒険の始まりです!
                     

 子ども達を乗せたバスは30分程で目的地「上郷森の家」へと到着しました。横浜市栄区の原風景を残す自然の中の宿泊施設です。
                     

             
                     
                     

 言うまでもなく仲間と過ごすいつもと異なる一時がだいご味ながら、シーツを敷いたり枕カバーを被せたり、できる事は自ら行う。この会の目的の一つです。


                     

 夕刻に行う蛍散策。先ずは知識をリマインド。「蛍クイズ」蛍には発光器があり、オスには2つ、メスには1つ‥‥ 〇×クイズの正解が発表されるたびに大歓声がおこります。これでみんなは“蛍博士⁉”


 夕食を頂きいざ蛍観察へ!生息地では全てのライトを消さねばならず、山中闇の中を進みます。するとポツリポツリと柔らかな光。そして多くの蛍たちが出迎えてくれます。池の回りではカエルの合唱が響き、不安と期待の錯綜するプチ探検となりました。。
                    
                        充実した1日目は無事に終了。皆夢の中へ‥‥                                                                      

2日目

 6時15分起床の時間。皆熟睡の中朝を迎えます。無事に迎えた朝を改めて実感しホッとするや、誇らしげな表情も浮かびます。朝食も美味しく頂きました。

ミニドームへ移動し、おひさま組対星組 ドッチボール対決
 

青空の下、森の散策へと出発します。                

                     

 日頃幼稚園の裏山登山で鍛えた健脚。108段の階段をものともせず、すいすい登って行きます。アキアカネの丘ではレンジャーの方から、上郷の森には3,500種類の動植物が生息しているとの事。目、耳、鼻、手を使い、森を堪能して下さいと教えて頂きました。


                     


                     
                     
クヌギの林を抜け、森の中を進むと木々や土の香り、鳥たちの声も存分に楽しみます。広場では無数のバッタが!皆夢中です。
                     
                                                               

 早くも迎えた帰宅の時間。「もう一晩泊まりたい」そんな声が続々響き、嬉しい限り。参加者のほとんどが親元を離れ初の外泊。正に冒険だったことでしょう。

          

 一方でご家族にとってもお子様と離れる初めての時間。互いの存在の大切さを改めて確認できたのではないでしょうか。「泊まれたよ」「楽しかった」「もっと泊まりたかった」そこかしこから聞こえるそんなセリフ。様々な体験は子ども達を一回りも二回りも大きく成長させてくれました。今後の大きな自信へと繋がる事でしょう。

2023年6月22日木曜日

▶フィンガーペインティング

  幼稚園の園庭にあるりんごの木をご存じですか?10年程前に初めて実をつけ、毎年数を増やしてきましたが、今年は多くの実をつけています。現在は子どもの握りこぶしほどの大きさになり、少しづつ色もつき始めました。空からはカラスも食べごろを狙っている様ですが、今年はいくつ熟したりんごに出会えるのでしょうか。

              4月には満開の花を咲かせました。

いくつりんごがあるのかわかりますか?

 

 さて晴天に恵まれた16日、そんな木の下で年中組が“フィンガーペインティング”の準備中。なにやら真剣に説明を聞いています。これは汚れを気にせず絵の具の感触や色の変化を体感するものです。           

  

 躊躇せず絵の具を塗りたくり、ペッタンペッタン手形も押していきます。  



                     

                     
                     
  
                     

 日々街並みが美しくなると同時に、子どもが泥まみれになれる環境は減る一方です。掌も腕も絵の具まみれの子ども達ですが、いつの時代も変わらぬ笑顔が溢れます。ぬるぬるとした不思議な触感を存分に満喫できました。

2023年6月17日土曜日

▶雨の日散策

 朝からしとしとと雨が降る中、園庭に雨合羽姿の年長組が集まってきました。これから軍手をはめ、裏山へ散策に出かけます。季節柄紫陽花が見頃。色とりどりの花が迎えてくれます。




 日頃より訪れている裏山ながら、雨の日は全くの別世界。光の加減や空気感、また生き物の躍動感などすべてが異なります。 




どんな音が聞こえるかな



「この根っこ 人参みたい」




 決して快適とは言えないこの季節、また雨と言えば行動も消極的になりがちですが、いつもの同じ場所が全く別の世界を展開しています。水たまりやぬかるみをを気にする事無く長靴姿で足を踏み入れたり、雨の日だからこその発見をしたり。幼稚園に戻った子ども達は、目を輝かせ裏山の様子を私たちに語ってくれました。