2018年2月15日木曜日

▶誕生日

 明日は横須賀幼稚園の誕生日。明治36年生まれの幼稚園は115歳を迎えます。ところで澄み渡る青空と南からの温かな空気に包まれた今日、そんな幼稚園の創立を祈念して餅つきを行いました。餅をつく機会も年を追う毎に減っているのが現状。だからこそ、この機会を毎年とても大切にしています。

 さて早朝よりかまどにもち米・火おこしと、朝から幼稚園のあちらこちらで準備が進んでいます。








 
 
 そしていよいよ餅つき開始。体操の先生方が心と力を込めて杵を打ち込みます。
蒸かし、つき上がった餅をお母様方や先生達が美味しく味付けしてゆきます。







 
 
 年長組の子ども達も一人ひとり体験しました。





 因みに使用しているこの臼、毎回、鵠沼の工房からお借りしているもの。臼職人さんにより、常に美しく清潔に手入れされているのは言うまでもありませんが、より均等に打ち込める様にと、その形状にも秘密があるそうです。お陰様で打ちムラの無い、美味しい餅が出来上がりました。













 
 
 懐かしき昭和の時代、餅はお米屋を通じ、つきたてのものを頂けました。時の流れと共にそんな機会も減り、今ではパック品が主流です。そんな時代だからこそ、今日のこの光景が、子ども達の心と瞼に深く焼き付いてくれていたら、とても嬉しく思います。




2018年2月2日金曜日

▶自由登園日

 昨夜から今朝にかけ首都圏は再び雪に見舞われました。南部に位置する100キロ平米の横須賀の街は、地域によってその影響も全く異なりますが、降雪の中、坂や細い路地の運行は危険を伴うとの判断で、バスの走らない自由登園日となりました。
 その様な中、5割ほどの子ども達が登園。当初の予定通り年長組は、汐入小学校へとお邪魔しました。
初めに歓迎を頂いた後、各教室を見学します。








 
 
 幼稚園とは比較にならない広くて長い廊下。数か月後には自分達も通うんだ!との実感と共に自然と胸が弾みます。因みに引率役の小学1年生の皆さんには、昨年の今頃同様に熱烈歓迎を頂いた先輩たちの顔が多く伺えました。
1学年の差はとても大きいですね。幼稚園では最年長の子ども達が、ここではとても小さく見えます。汐入小学校の皆様、最後まで温かく迎えて下さりありがとうございました。
 一方幼稚園では鬼が山から下りてきたとの情報が。明日の節分を前に子ども達が鬼を払っています。



 怖くて大きな鬼が暴れている様ですが、対峙している子ども達も鬼のお面を。正に鬼を以って鬼を制す?ですね。
  

2018年2月1日木曜日

▶極寒

先週は大雪に見舞われ、横須賀の街にも雪が積もりました。明日も再び雪の可能性があるとのことで、要注意の今日この頃です。さて気付くと今日から2月。ところで、昨夜は皆既月食でしたが、皆さんご覧になりましたか?


月の昼間をこちら地球が邪魔をしている訳ですが、澄み渡る真冬の夜空にほのかに赤く輝く月は、とても幻想的でした。
さて一夜明けた今朝の幼稚園。相変わらずの極寒の中、子ども達は今日も元気に登園して、先ずは各々の時間を過ごしています。


















因みにこちらはことり組でのひとコマ。このかぶり物は一体何だと思われますか?
うさぎでもない、雪だるまでもない。実はこちらは鬼のお面。間もなくの節分へ向けて製作をしたものです。でもあまりに可愛すぎて、追い払う気にはなれませんよね。(笑)









さて皆が揃い、クラスの時間が始まりました。ところで、今日は子ども達が楽しみにしているお客様がやって来ます。緑ヶ丘女子高等学校幼児教育コースの学生さん達です。


















今回も実習を兼ねた交流にやって来ました。今年度4回目、最終日とのことで、子ども達とも既に顔なじみです。今では多くの卒業生たちが幼児教育の世界へと巣立っているとの事で、彼女たちの将来も楽しみですね。







 

 優しいお姉さん達との別れを惜しむ、子ども達の体いっぱいに手を振る、その姿がとても印象的でした。来年もお待ちしています!