2022年11月18日金曜日

▶ローラー滑り台

 この数日で一気に寒くなりましたが、子どもは風の子です。戸外遊びは勿論のこと、園庭での練習にも元気に取り組んでいます。先日全学年で間もなくのお遊戯会へ向け入場からボディーパーカッションまでを合わせました。

 

 ところで子ども達に愛されてきたローラー滑り台。老朽化が進み残念ではありますが、滑り台部分をこの度撤去する事になりました。


実は導入当初は隣にも滑り台がついていました。



現年長組の年少中時代。

やはり子どもは戸外遊びが1番。たくさん遊ばせてもらいました。




工事中の様子


 最後のバスの子が帰る頃にはあっという間にはずれてしまいました。長きに渡りお世話になりました!

2022年11月13日日曜日

▶園外活動

 気が付くと11月も中旬。季節は確実に冬へとシフトしているものの、小春日和に恵まれるこの時期はいも堀り以外にも園外での活動を多く行っています。

【年少組】
 手作りの双眼鏡を手に、裏山へと園外散策に向かい、すすきの道を通ったりどんぐり拾いをしたり、自然豊かな山頂での活動を楽しみました。双眼鏡はトイレットペーパーの芯で製作したもの。レンズがある訳でもなく物理的には肉眼の景色となんらかわらないはず。でも不思議。それを目に当てるだけで彼らの想像力と好奇心がフルに働き、普段は目にもとめない様々なものを発見してゆきます。





すっかり秋模様でした。

【年中組】
 ”読書の秋”ということで幼稚園内での本の貸し出しに加え、横須賀中央駅前の児童図書館へと赴き、沢山の本に触れてきました。図書館が初めての体験だったり、職員の方に本を読み聞かせて頂いたりと、皆充実した一時を過ごしました。自分の街の様々な施設、身近すぎて素通りしてしまう事が一般的なのかもしれません。実はちょっと足を踏み入れるだけで、慣れたはずの空間の中で新鮮な景色とまだまだ出会えることができます。








【年長組】
 前期に続きイトマンスイミングスクールにて後期4回の水泳指導をして頂きました。最終日に必ず行う検定試験では明暗が分かれてしまいますが、とにかく子ども達が水を楽しんでくれる。そんな光景に毎回出会う事が出来ます。







 ところで12月初旬のお遊戯会まであと1か月弱。小さな幼稚園ですので、ボディーパーカッションや演技の練習はホールや園庭を活用して行っています。今年は天気☀に恵まれて稽古も大変にはかどっています。



 ここよこすかの街は様々な施設や環境に実はとても恵まれています。普段過ごしていると当たり前すぎてついつい見過ごしてしまうもの。私達教職員もまだまだ気づかない素晴らしい環境を今後も発見活用し、子ども達により意義のある機会を提供し続けたいと考えています。

2022年11月4日金曜日

▶卒業生の活躍

  「青少年たちに発明と工夫する楽しさ喜びを体得してもらう」事を目的に開催される「神奈川県青少年創意くふう展覧会」。今年も関内にて開催され、園長が見学に行ってまいりました。

 場内には県内小中高校から選ばれた129の作品が展示されており、発想豊かであったら便利!と思う物で溢れています。その中に当園卒業生の作品が2点ありましたので、今回ご紹介します。


「雪かきの時に腰を曲げなくても使えるスコップ」

柏樹礼也さん(5)の作品



優秀賞を頂いていました。

 雪かきの際、お母様が腰を痛そうにされていたのが作成のきっかけだそうで、スコップに付けられた補助の持ち手は身長に合わせ上下に移動が可能。かがまなくてもスコップが使える優れものです。発想の原点がお母さんを思ってというところに優しさが感じられますね。

  そして、もう1点。柏樹礼也さんと中野亜有実さん(5)の共同作品「豆腐切り」



 料理の手伝いをした際に、豆腐をてのひらで切るのが危ないと思ったのがきっかけとの事。タッパーに針金で網目を作り、上から豆腐を落とすもの。豆腐の重みだけで、一瞬で細分化できちゃいます。ご家族からも、幼稚園時に行っていた廃材を活用した製作活動の経験がここにも繋がっていると伺えました。若者の柔軟な発想力に人生を重ね過ぎた大人たちも見習うべきところがあるのではないでしょうか。(笑)

 ところで在園中は密度の濃い時間を過ごしていたにも関わらず、卒業後は同様に顔を合わせるのは難しい。言うまでもなくそれも学校/幼稚園の側面の一つです。そのような中、夢や将来の目標に向かい日々頑張る卒業生の姿を拝見できる機会は、私たちが担う責任と喜びを改めて感じられる一時でもあります。彼らには是非明るい未来を切り開いてほしい!祈念を欠かさない毎日です。