「青少年たちに発明と工夫する楽しさ喜びを体得してもらう」事を目的に開催される「神奈川県青少年創意くふう展覧会」。今年も関内にて開催され、園長が見学に行ってまいりました。
場内には県内小中高校から選ばれた129の作品が展示されており、発想豊かであったら便利!と思う物で溢れています。その中に当園卒業生の作品が2点ありましたので、今回ご紹介します。
「雪かきの時に腰を曲げなくても使えるスコップ」
柏樹礼也さん(小5)の作品
優秀賞を頂いていました。
雪かきの際、お母様が腰を痛そうにされていたのが作成のきっかけだそうで、スコップに付けられた補助の持ち手は身長に合わせ上下に移動が可能。かがまなくてもスコップが使える優れものです。発想の原点がお母さんを思ってというところに優しさが感じられますね。
料理の手伝いをした際に、豆腐をてのひらで切るのが危ないと思ったのがきっかけとの事。タッパーに針金で網目を作り、上から豆腐を落とすもの。豆腐の重みだけで、一瞬で細分化できちゃいます。ご家族からも、 幼稚園時に行っていた廃材を活用した製作活動の経験がここにも繋がっていると伺えました。若者の柔軟な発想力に人生を重ね過ぎた大人たちも見習うべきところがあるのではないでしょうか。(笑)