2024年7月17日水曜日

▶ワークショップ

 7月16日(火)

版画家のサイトウノリコさんにお越し頂き、年長組がアート作品にチャレンジしました!サイトウノリコさんは横須賀生まれ。2人のお子様のお母様でもあるサイトウさん、実は本園の元保護者。作品展等に招待頂き、ご縁が続いておりましたが今回は子ども達にワークショップを行って下さいました。教室に並べられた色とりどりのアクリル絵の具を前にワクワクとドキドキが交錯している子ども達。配布されたビニールを手にしただけで「いいにおいがする」「透明だ、綺麗」と興奮気味。ノリコ先生の笑顔と明るさに教室内も賑やかに!汚れてもいい服にも力を貰い、ダイナミックに絵の具を使います。


            






             

                   

            出来上がった作品を繋げ、光を当てると!                               

      







作品が影絵に変身!白い壁に映し出された瞬間、子ども達は光の中でゆらゆらと動く作品に目を奪われていました。部屋を暗くして作品を映すことで、日頃は元気いっぱいな子ども達にも穏やかで静かな世界の中で、また違う雰囲気や気持ちを感じて欲しいというサイトウノリコ先生の思いがありました。見学に来た年中/年少/ふたば組の子ども達も鮮やかな作品と壁に映る影の面白さに夢中になっていました。                    



                   

明るくおおらかな、お人柄同様生み出される作品はいずれも見る者の心をワクワクさせます。第4回バンコク交際版画ドローイングトリエンナーレ「買い上げ賞」、第12回 グラフィックアートビエンナーレドライポイント・セルビア「グランプリ」、昨年はハーバード大学美術館に作品収蔵、ワークショップを開催する等、精力的に活動し近年の版画コンクールでのたび重なる受賞や公的美術館への納入実績が作品の評価の高さに連動しています。

楽しい時間はあっという間、今回は描く楽しさの後の鑑賞する楽しさも教えてまし下さいました。短い時間ではありましたが先生と子ども達はすっかり打ち解けて、お別れが名残惜しそう。最後は一人ずつ握手をしてお別れしました。