2019年11月5日火曜日

▶さかなづくし



 気付けば11月。朝も大分涼しくなってきましたね。そんな幼稚園では何やら準備が始まっています。実は今日は「おさかな触れ合い体験」の日。朝、羽田近くの太田市場で仕入れてきた魚たちを見て触れて嗅いで… たっぷりと観察します。






雑魚から高級魚まで、じつに色々な魚が陳列されています。

 早速、講師の先生による解体が始まります。見学者は年長組です。





鰆の内臓を取り出して胃袋を開いてみると、小魚がでてきました。魚の生態を伺える瞬間です。
また、無造作に置くことで、深海の魚は特に目が大きいなど環境による身体の特性がよくわかります。



 さて、いよいよおまちかね。観察タイムが始まりました。












 遠巻きの大人とは正反対(笑)生臭さなど一切気にせず、その感触を楽しみます。普段は切り身、または水槽の向こうの姿を眺めるだけですが、この機会だからこそと、実に様々な角度から観察する姿が大変に印象的でした。
一方で触れた魚はその場で解体し、あら汁として提供します。







その間、子ども達は魚について深く学び、そして描きました。









 
さていよいよ待望の食事の時間。調理したての味噌汁が届いてきました。

  魚に触れてそして学び、最後には頂きます。私たちが生きるために命を頂戴していると改めて感じた一日となりました。