2019年7月7日日曜日

▶お泊り会

午前11時、横須賀芸術劇場前に年長の子ども達が集合しています。7月5日の今日はお泊り会の日。今年より”泊まらなければ体験できない”をコンセプトに少々遠方の富士山麓へ向かいます。しかし今週は梅雨前線が停滞、予報も雨。ところがなんと奇跡の高曇り。現地でもこの天気が続きますように。









全員集合、バスは定刻に出発、東名から圏央道を通り中央高速へ。2時間ほどで河口湖へ到着。







更に富士山麓へと上り無事目的地へと到着。よこすかの街も自然豊かですが、比較にならない広大な森が子ども達を迎えてくれました。







ここでも奇跡の高曇り。時折陽射しにも恵まれる最高の気候です。早速アスレチックに挑戦します。全員ハーネスを着用。森の中で思い切り遊びます。







 


 














時に度胸も必要としますし、また子ども達の意外な才能も垣間見れ、各々普段とは全く違う一時を満喫します。そして思い切り遊んだ後は、赤松の森で軽食タイム。溶岩質の砂利からも、ここが富士山麓であることを改めて実感できます。







さて、思い切り森を楽しんだらいよいよ宿舎へと向かいます。道中富士山もひょこり顔を出してくれました。







ここはとても快適な施設。空調も完備された広い部屋に子ども達も興奮を隠しきれない様です。お風呂の後に夕食を頂いたら、お待ちかねのお楽しむタイム。会ではクイズやゲーム、そして謎のゲストも登場して、終始大盛り上がりました。









一日中楽しんだ後はいよいよ就寝の時間。気づいたら窓の外には雨柱の音が響いていました。
朝6時30分。昨夜の雨もすっかり上がり、正に唄の通り、頭を雲の上に出した富士がこちらを見つめています。
外は少々冷えていたので、子ども達の朝は部屋でのストレッチからスタートです。


おいしい朝食を頂いた後には富岳風穴へと向かいます。今日はここから1キロほどの樹海散策。ゴールの氷穴へむけ森の中を1時間程、行軍するのです。







 
 この日に向け、子ども達も事前の学習を重ねてきました。運が良ければ鹿にも出会えるこの森は、自然発生した樹木が溶岩を覆っています。実は地面が固すぎて、その木々の根は地中ではなく地面を這っているのが大きな特徴です。

























残念ながら野生の鹿には出会えませんでしたが、事前に学んだ植物には多く出会えました。また昨夜の雨による水たまりも子ども達の冒険心を掻き立てたのではないでしょうか。








当初は会話も盛り上がっていたところ、時間がたつにつれ声もまばらに。疲労の色が出始めた頃に無事目的地へと到着です。ここからは再びバスに乗り次の目的地、富士湧き水の郷水族館へと向かいます。実はここ大変に珍しい、淡水魚専門の水族館なのです。







ところで子ども達には空腹が訪れていたようですので、先に昼食を頂いてから見学させて頂くこととしました。
建物の中では入口から大きな水槽が出迎えてくれます。普段は見られないチョウザメや、様々な川魚が出迎えてくれます。特にニジマスは成長すると1メートルを超えるとの事で、そんな巨大な川魚の姿に、大人の私たちも驚愕してしまいました。














朝から短くも濃い時間を過ごした子ども達もいよいよ岐路へとつく時間。ここからバスで横須賀へと戻ります。準備を整え、後ろ髪をひかれる思いでここを後にしました。
限られた時間ながら、子ども達も充実した一時を過ごせたことと思いますし、良き思い出となってくれたら嬉しく思います。また親元を離れての宿泊は子どもが乗り越えるべき大きな課題。楽しみながらもこの機会に無事克服できました。ご家族の皆様には是非子ども達の土産話にたっぷりと耳を傾けて頂けましたらと思います。