2019年1月12日土曜日

▶BSC幼稚園ドッジボール大会

関東南部でも小雪の舞った今日。ここは川崎市中原区。南武線「武蔵中原」駅をおりると、旧中原通り沿いのこの街には今昔の景色が入り混じり、再開発著しい都心のベッドタウンにも関わらず、往時の風情をも彷彿させます。










 歩く事10分程。今回の目的地に到着。ここは等々力アリーナ、外の静寂とは裏腹に関東一円の幼稚園から総勢1300人60のチームが集い熱いドッジボールの戦いを展開します。横須賀幼稚園からも年長有志が参加。この日の為に自主練習も重ねてきたとの事で、子ども達にも気合が入ります。ご家族をはじめ教職員達も集い、そんな子ども達を後押ししました。










 先ずは予選リーグから。初めに8つのグループに分かれた総当たり戦を展開。各グループの上位2位迄、計16の猛者たちのみが決勝リーグへの進出を許され、その後は勝ち抜き戦で優勝を狙います。会場の中は既にご家族含めた3000人の熱気が溢れています。








 われら横須賀幼稚園チームは予選グループAでのスタート。ここでは8チームが総当たりで上位2位までを競います。計7試合をこなすわけですが、午前中は2試合に出場します。









 練習の甲斐もあり、順調な滑り出しの前半戦。子ども達も波に乗り2連勝を果たします。但し午後には5つの試合が予定されており、油断は禁物。いい汗をかいたところで待望の昼食タイム。フィールドではバディーの先生方が様々な競技の模範演技を披露してくれています。








 お腹も十分に満たされたら試合再開。第3試合もスピードの乗ったボールと外野への巧みなパスにより勝利をものにします。そしていよいよ第4試合。相手チームは一昨年、昨年と優勝を果たした超強豪チーム。試合開始と共に鋭い直球が飛び交い、相手チームに押され気味。ところが慣れたところで反撃開始。得意のパスワークも功を奏し、互角の戦いを展開するも残念ながら一歩及ばず黒星を喫します。
 これ以上負ける事は許されない中、その後は再び2連勝を勝ち取りいよいよ最終試合を迎えます。相手は初出場ながら各試合で圧勝を展開する正にダークホースチーム。互いに5勝1敗の成績で、この試合を制した者がグループA2位チームとして決勝リーグへと駒を進める事が出来るのです。








 いよいよ試合開始。両者互角の勝負。鋭い球が飛び交います。球の支配権が互いに往来を重ね、勝敗は乱高下の様相を呈しますが、試合開始5分。無情のホイッスルが会場に鳴り響き、勝利を掴めず、決勝リーグ進出の夢は果たせませんでした。
 反省会ではあちらこちらで涙が見られましたが、練習も含め全てに真剣に臨んできかたらこそのもの。その涙には十分な価値があります。悔しい気持ちを是非次のステップに活かしてほしいと願います。



子ども達の真剣さがこちらにも十分に伝わって、応援した大人たちの目頭も思わず熱くなりました。素晴しい戦いを有難う。