こちらは電話機。写真ではわかり辛いですが、受話器の形をしっかりと表現しています。携帯主流の時代ですが、子どもはしっかり観察しているのですね。
こちらは剣、カメラを向けるとポーズを決めてくれました。気持ちは既にヒーローです。
想像力は未来への糧。その昔はショルダーホンにすら驚愕したものですが、彼らの時代は一体どんな世の中になっているのかとても楽しみです。
一方の園庭。こちらでも子ども達の豊かな表情を伺えます。年長はドッジボールを満喫中。外野へのパスワークもなかなか決まっています。
そんな園庭の片隅に、面白い形の遊具があります。
足を掛けてクルクルと滑るものですが、遊ぶ子ども達の様子をちょっと覗いてみました。年少の女の子が今まさにチャレンジしようとしています。滑り降りるには、足場から少々距離があり、身長や歩幅が大人の半分ほどの子が大きく足を開き、相当な勇気を以て挑戦している事が読み取れます。
こちらは年中の女の子。実に器用に足を掛け、スルスルと鉄棒を滑り降りてゆきます。実際に挑戦すると思いの外難しく、キレイに滑り降りるには少々コツを要します。
何気ない光景ですが、幼稚園には勇気と要領の試される環境が多々あり、子ども達はそれらを克服しつつ、日々成長を続けています。
慎重さも大切ですが、挑戦する気持ちはそれ以上に尊重してあげたい。そう思います。