2016年6月25日土曜日

▶お泊り会

 現在梅雨真っ只中。既に今週半ばに夏至を迎え、これからは冬へ向け昼間が徐々に短くなるとのことですが、本格的な夏を迎えずして、まだまだ実感のわかない今日この頃です・・・・。
 さてそんな中、昨日より年長児たちはお泊り会へ参加しました。









 親元を離れる初めての機会の子も多く、喜びと不安の表情が交差します。さて行き先は横浜市の宿泊施設。当園からも車で30分弱。横浜中心部からも同様の距離ながら、広大な森に囲まれた自然豊かな所です。











 無事宿泊地に到着。木々の中から様々な鳥たちの声がこだまします。緑の豊かな横須賀市や周辺の街に住まうこども達ですが、それでも普段から自然と密接に関わるのは難しいのが実情です。
 ですからこの機会に、大自然の音、香り、色彩を思い切り満喫してほしいと思い、分単位でかわる天候の下、早速緑の中を散策しました。











  夕食後、奇跡的に小雨も上がり、待望のホタルに会いに再び散策へ出かけました。

 歩くこと20分。無事水辺に到着。想像以上のホタルのひかり。幻想的で美しいその光景に、暗闇のいたるとことから感嘆の声が漏れ響きます。 
 ところで暗闇の中、ホタルの撮影にも成功。どこにいるのかわかります?
中央左下のポチがホタルのひかり
手のひらの上で光を放つほたる

 









 さて2日目の今日、未明からの雨風も上がり、再び散策へでかけました。因みにこの森は南は葉山から、北は横浜市の港南台まで続く広大なものです。
 先ずは資料館で、様々な展示物を見学。実際に触れながら学習しました。






 
 




 そしてレンジャーやボランティアの皆様から直接自然に触れつつ解説もして頂きました。














 さて、充実した時間は過ぎるのもはやいもの。あっという間に帰りの時間となりました。出発の際の不安の表情は皆無。初めて親元を離れた自信と、仲間と共有した一時への充実感に満ち溢れていたのが、大変印象的でした。
 でもそれなりに気も張っていたのかな?何がともあれ、お疲れ様でした。