梅雨の真っただ中の23・24日、年長児が1泊2日のお泊まり会へと出かけました。子ども達の集合前、職員揃っての最終打合せ。親元を離れての外泊。子ども達がより安全な環境の中で多くの想い出を作れるよう全力でサポートします。
日頃とは異なる色とりどりのバックを背負い、いよいよ冒険の始まりです!
子ども達を乗せたバスは30分程で目的地「上郷森の家」へと到着しました。横浜市栄区の原風景を残す自然の中の宿泊施設です。
言うまでもなく仲間と過ごすいつもと異なる一時がだいご味ながら、シーツを敷いたり枕カバーを被せたり、できる事は自ら行う。この会の目的の一つです。
夕刻に行う蛍散策。先ずは知識をリマインド。「蛍クイズ」蛍には発光器があり、オスには2つ、メスには1つ‥‥ 〇×クイズの正解が発表されるたびに大歓声がおこります。これでみんなは“蛍博士⁉”
夕食を頂きいざ蛍観察へ!生息地では全てのライトを消さねばならず、山中闇の中を進みます。するとポツリポツリと柔らかな光。そして多くの蛍たちが出迎えてくれます。池の回りではカエルの合唱が響き、不安と期待の錯綜するプチ探検となりました。。
充実した1日目は無事に終了。皆夢の中へ‥‥
6時15分起床の時間。皆熟睡の中朝を迎えます。無事に迎えた朝を改めて実感しホッとするや、誇らしげな表情も浮かびます。朝食も美味しく頂きました。
ミニドームへ移動し、おひさま組対星組 ドッチボール対決
青空の下、森の散策へと出発します。
日頃幼稚園の裏山登山で鍛えた健脚。108段の階段をものともせず、すいすい登って行きます。アキアカネの丘ではレンジャーの方から、上郷の森には3,500種類の動植物が生息しているとの事。目、耳、鼻、手を使い、森を堪能して下さいと教えて頂きました。
クヌギの林を抜け、森の中を進むと木々や土の香り、鳥たちの声も存分に楽しみます。広場では無数のバッタが!皆夢中です。
早くも迎えた帰宅の時間。「もう一晩泊まりたい」そんな声が続々響き、嬉しい限り。参加者のほとんどが親元を離れ初の外泊。正に冒険だったことでしょう。

一方でご家族にとってもお子様と離れる初めての時間。互いの存在の大切さを改めて確認できたのではないでしょうか。「泊まれたよ」「楽しかった」「もっと泊まりたかった」そこかしこから聞こえるそんなセリフ。様々な体験は子ども達を一回りも二回りも大きく成長させてくれました。今後の大きな自信へと繋がる事でしょう。