さて早朝よりかまどにもち米・火おこしと、朝から幼稚園のあちらこちらで準備が進んでいます。
そしていよいよ餅つき開始。体操の先生方が心と力を込めて杵を打ち込みます。
蒸かし、つき上がった餅をお母様方や先生達が美味しく味付けしてゆきます。
年長組の子ども達も一人ひとり体験しました。
因みに使用しているこの臼、毎回、鵠沼の工房からお借りしているもの。臼職人さんにより、常に美しく清潔に手入れされているのは言うまでもありませんが、より均等に打ち込める様にと、その形状にも秘密があるそうです。お陰様で打ちムラの無い、美味しい餅が出来上がりました。
懐かしき昭和の時代、餅はお米屋を通じ、つきたてのものを頂けました。時の流れと共にそんな機会も減り、今ではパック品が主流です。そんな時代だからこそ、今日のこの光景が、子ども達の心と瞼に深く焼き付いてくれていたら、とても嬉しく思います。